案外東芝系の質問が多いいので以下回答しておきます。
まず東芝の場合
・SMBUSやI2Cの意味や機器の操作や制作等ができる事が前提になります。
・半田や電子工作ができればなお良いです。
・後はやる気ですね。
パスワード領域は[SMSC Mec1635L]の中のeeprom領域194KBの中にあります。
194KB取り出していますが、必要な利用域は1KBだけです、それではあまりにも面白くないので
全ての領域を取り出し結合しています。
以下のリンク先のeeprom内BINファイルは、SMSC Mec1635LにSM-BUS(i2C)経由で取り出した
eeprom領域です、このバイナリーを見てわかる人は解除ができます。
じっくり20Byteずつ見ていけば大体わかります。
取り出し機材はTTL-2/BOX◆→TTL-3/USB_eeprom(改) でできます、書込みもできます。
http://www.ogatama.com/cart.cgi?id=TTL-2
SMBUSはPC上でのI2CでSMSC Mec1635LのSMBUSにTTL2/BOXを接続すれば、中身が取り出しできます。
中身を取り出しFreeのHEXツールなどで、HEXデーターを変更しSMSC Mec1635Lに書き込みすれば
上手く行けば解除ができます。
SMSC Mec1635LのデーターはWEB上では見つかりませんが互換品の[MEC1310-NU]のデーターなら見つかります。
https://www.ariat-tech.com/datasheets/22e3666106/MEC1310-NU.pdf
ブロック図やI/O-pinはそのまま同じです、機能が1635に比べると劣ります。
SMSC Mec1635Lのeeprom領域データー
http://www.ogatama.com/S300_Mec1635L-Toshiba.zip
★以前の形式はマザー上にeeprom(1KB)が有った★
・パラレルポートのジャンパー解除の場合マザー上、キーボードコントローラー
脇に1KBのeepromがありました。
実はこのeepromは一時バッファ的な使い方しかできず、普段はオールゼロでしたが
1KB 1024Byteをオール(EF)を書き込む事で、Biosリカバリーが動きパスワードを
初期化できました。
・現在の東芝PCは、BiosのFlashi-ROMにはチャレンジコードのハッシュしかありません。
例えばBios Flshi-ROM上のハッシュを削除しても解除はされません。
またBiosリカバリー機能も実行しても解除はできません。
・現在キーボードコントローラーSMSCのSuper-I/O上のeeprom領域に記録されています。
・レスポンスコードやチャレンジコードで解除する方法が楽ですが、そのようなツールが
無い場合、俗に言う、ハード屋はハード解析が得意なので、そのような方法を取らず
解析して解除します。
・SMBUSはI2Cでマザー上の全てのチップセットやバッテリー、CPUの温度等は全て
I2C(SMBUS)で通信しています、SMSCのチップもSMBUSで通信しており
内部のeeprom領域はSMBUS経由で読み書きできます。
・SMBUSはわかったけど何処から読み書きするのか、一番楽なのは
バッテリーのI2Cポートからマザー上の各I2Cにアクセスするのが楽です。
本体を分解せずに、バッテリーポートから各アドレスA0~A7の内部を取り出せれば
良いだけです。
取出しができれば後はFreeのHEXエディターを使い変更、再度書込みしてPCを起動すれば
良いだけです。
最悪起動しなくなっても、元の(初期)の取り出したデーターを書き込みすれば
元の状態には戻ります。