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IBM X31 スーパーバイザー解除

ファイル 2-1.jpgファイル 2-2.jpgファイル 2-3.jpg

IBM Thinkpad X31 penM1.4 の解除依頼が来た。
このPCの場合基盤裏側のROMから吸出し解除しかないので
早速通電動作確認後何時ものように鍵マークが出た。
分解+清掃+吸出し+組み付け+解除まで手馴れて
1時間ほどの作業だったが思った以上内部の埃がすごく
CPU-FAN周りがススだらけだった。

・エアーブローを行い
・CPUとFAN上のシリコングリスをベンジンで拭き取り
 「信越シリコン」を丁寧に塗りその他FANの動作を確認した。
・ROMから吸出し今度は組み付け作業を行った。
・C-MOS電池を触ったのか、メモリー横のC-MOS電池の両面テープ
 を綺麗に剥がし、保守用テープで基盤に固定
 組み付け、通電後先ほどROMから吸い出したパスワード入力
 解除確認、Biosの日時その他の設定をして

・手持ちのX31用WindowsXP-SP3のOSで動作確認、動作上問題なく
 先方にメールして梱包した。

コメント一覧

大内 誠 Eメール URL (05/05 19:16) 編集・削除

Googleから検索で来た方から昨日2通メールを頂きました
返信しましたがエラーになったのでこちらに記載しました。
埼玉の方です「ログ」から確認しました。

X31のパスワード解除についてですが。
以下参照
http://www.ogatama.com/DSP/diary.cgi?field=1

・EEPROMは2個有ります、1個はLAN用MACアドレス用とBios二次ROMです
 MACアドレス用ROMから吸出してもパスワードは有りません。
 また何処かのサイトで記載されているようにROMの足を短絡しての通電は
 X31自体を壊します、DELLの場合は通用しますがIBMの場合はこの短絡は通用しません
 また短絡した場合「MPU」を破損します、現状電源が入らないと言うのはMPU破損と思います
 このMPUを破損した場合「M/Bの交換」かもしくは中部ノートセンターで修理となります
 過去当方でMPU交換依頼を中部ノートセンターさんに出した場合の修理額は
 37500円掛かりました、中古でもこれほどはしません、ですのでROM短絡は危険行為ですので
 おやめください。

・中部ノートセンター
 http://ibmpc.jp/

・MPU(Micro Processing Unit):マイクロプロセッサ】
 それまで多数のトランジスタ、ICで構成されていたCPUを1つのICで実現したもの

※尚解除に関する質問は「info@ogatama.com」で大内が対応します。
 

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