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技術の高山です。

以下過去のブログ[キーエンスPLC解析 [質問回答]]
http://www.ogatama.com/dsp/diary.cgi?no=391

質問:新しいPLC KV8000シリーズ等はRS232Cが有りません、USBかEthernetなのですが
   この場合どのようにして解析しますか?

回答:昔はRS232Cの場合はプロトコルアナライザーを使いましたが、USB等の場合
   USBプロトコルアナライザーを使います、逆にEthernetの場合はネットワークパケットテスター
   を使いPCとのやり取りを解析します。

・USBプロトコルアナライザー:http://www.aubit.co.jp/US-H220/topics.html

・LANパケットテスター:https://www.lineeye.co.jp/html/product_LE-580FX.html

USBもEthernetも仕様がRS232Cとほぼ同じデーター内容で中身はほぼ同じです。

ただ単にRS232CがUSBになりEthernetになったような物で解析は各ディバイス用解析機器が有れば

手に取るようにわかります。

これらの機器は測定器と同じ扱いですので、ピンキリですが、1機材100万ぐらい用意できれば

難なく購入できます、俗に言うハイブリットの車を買う気力で行けば測定器も3年に1台は買えます。

ここの技術者は車に興味が無い、免許有っても乗らない人ばかりなので、案外計測機器を買っています。

もし貴方がお客で、テスターを持参している電気屋とテスターを持参しない電気屋どちらを信用するかと

同じで、専用の解析機を持っていてその場解析ができる方が信憑性は高くなります。
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質問:以前ProfaceのTP解析依頼時に、内部の( Nand Flash IC)から取り出し解析するという話が有り
    Nand Flash ICを実装機で取り外すので、それなりのリスクが有るという事は理解しました。
   この Nand Flash ICとはUSBメモリー的な物ですか?

回答: Nand Flash ICは半田で基盤から剥がし、専用ソケットとライターでバイナリーデーターを取り出しします。
    Nand Flash ICの規格上変換基盤で取り出さず、専用ライターソケットを使います。
   一般の方が取り外しはできると思いますがICピン0.25mmピッチなので目で確認は難しいと思います。
   こちらはCCD顕微鏡2千倍のCCDとレンズで30インチモニターを見ながら、取り外し、実装しますが。
   (手作業の場合)人間はミスをするので、ミスして壊すと収集が付かないので実装機に再プログラムして
   実装機を脱着機にしており実装機で脱着し、 Nand Flash ICの中身を取り出した後再実装しています。
   この間の作業4分程です。


お客様が手作業で作業して壊しても一切責任は取りません、 Nand Flash ICを取り外す若しくは実装する等
の場合CCD顕微鏡を使っても苦戦するので、実装機を使います、実装機も再プログラム化できる個体が少なく
1台6千万ぐらいする実装機を使っているので(寄付された機体)ですがこちらは確実です。

数万円を浮かす為に Nand Flash IC取り外しで失敗したら、後から後悔しか有りません。

例)Nand Flash ICとは、このようなパーツです。
https://akizukidenshi.com/img/goods/C/I-12066.jpg
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質問:Quick 861DWが欲しいのですが、日本国内に代理店有りますか?
   ノズル先端パーツも欲しいので代理店が分かりましたら、教えてください。


回答:アマゾンで7万弱で買えますが、実際の価格より4万ぐらいプラスされていますね。
   日本国内に代理店は有りません、コピー品は中国の[Quick]ですが先端パーツ作っていません。
   Quickは元々台湾桃園に有り、コロナ前はよく来る日本人・・・台湾人に依頼していました。
   台湾人が技術に常駐していて、この者が台湾に戻り半導体のオーダーやら
   機材を購入し日本に戻ってきていました、ただ今はコロナで行ききが大変なので
   この台湾人の親が台湾で購入しUPSで送ってきています。

ですので今から台湾人を友達にして、日本語喋れる台湾人経由で身内に買わせて、日本に送った方が安いです。 
逆に仲良くなった台湾人に小遣いで1万弱を渡せば、喜んで仕入れてくれます。
ただ人によりますが、仲良くなると家族ぐるみになるので案外、ウザいですが。

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ウンガウンガ親父 (09/18 09:21) 編集・削除

ウンガウンガ親父

お久です。

この記事読んで、おいらは以下の構成をお勧めします。

・USBプロコルアナライザーは、それしか使えません。
 研究機関等で有ればOKでしょうが、1回若しくは数回使ってお蔵行になるのが目に見えております。

・ZEOPLUS社のUSBプロトコルアナライザー
 実際USB解析やら、I2C解析やら、CAN解析などでも使っています。


・16chロジックアナライザ(100MHz,32k)@1万6000円
https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=64001

<アドイン基盤>

・ZEROPLUS USB2.0 Capture Board @5万程
https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=64903

・ZEROPLUSロジックアナライザ用USBブリッジ @1100円
https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=64901

・プロトコルアナライザー電子機器の心電図計と思ってください。
 書籍は一杯有りますよ、プロトコルアナライザーは1980年付近から
 市場に有り、当時レクロイの300Chは1900万しました、借金して買いました
 家買う気で買えるんですよ、お手頃ですね。
 
 私はレクロイのアナライザーを手にして当時(23歳)このおかげで数十億稼ぎました
 今社長でいて、尚且つ80人の社員の生活を守れているのもこの測定器のおかげです。 
 今でも持っていますが、今はUSBタイプが小型で高性能です。

ようするに、当時は測定器は家買う気で買えましたが、今は10万未満で買えます。
それが元で新しいものを開発して特許でも取れれば年間数十億は稼げます。

勉強と、努力、時間と金を惜しまない、寝る時間を削って、食事の時間を削って

風呂は週に1回このような生活で没頭すれば、新しい物が生まれ、それが金を稼ぎます。 

オマケ:外人がレクサスを盗んでいるようです、[CANパニック]らしいですが、私でも作れます。
    CAN通信をアナライザーして構造理解してしまえば、CANコマンドでドアを開けてエンジンスタート
    すれば良いだけです。
    車は見た目セキュリティー強化して販売していますが、CANは無防備です、CANは28年前から有る通信規格です。
    CANはプロトコルアナライザー片手で解析できますし、日本国内でCAN変換基盤は数百円で手に入ります。
    工作好きの学生が外人に100万ぐらい見せつけられて、作ったCANパニックそれが今の車は盗難に使われているんですね。
    CANは車体アースラインと、1本の線をワニ口クリップで接続すれば即通信解析してEUCにアクセスできます。

・シリアルCAN通信モジュール@3000円ぐらいとマイコンが有れば、即CANパニックできますね。

こういう情報がネットで誰でも手に入る時代なので、そりゃ電子工作好きの少年でも作れてしまいます。
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwjrs5jcn4fzAhVB-WEKHaGtBfUQFnoECAoQAQ&url=https%3A%2F%2Fipsj.ixsq.nii.ac.jp%2Fej%2Findex.php%3Faction%3Dpages_view_main%26active_action%3Drepository_action_common_download%26item_id%3D90613%26item_no%3D1%26attribute_id%3D1%26file_no%3D1%26page_id%3D13%26block_id%3D8&usg=AOvVaw1hpjeJbg3kmyzhdhrLG3Gb

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